当院の避妊手術と去勢手術は術後管理の必要のない手術です。
エリザベスカラー等の保護具の着用はありません。抜糸の必要もありません。
飼い主さんからとても好評です。

ナカムラ動物病院では、皮膚の縫合を埋設縫合という皮膚の下で縫合糸を結び、皮膚を寄せる方法をとっております。

そのため、
抜糸の必要はありません。
抜糸をしないため、再度の来院は必要ありません。
ただし、1週間たってもまだ絆創膏が外れていなければ、来院していただき無理なく絆創膏を外します。
皮膚の表面には縫合糸が露出していませんので、舐めても傷口が開く恐れがありません。
犬・猫とも去勢手術では当日退院できます。
避妊手術は翌日退院になりますが、ご希望があれば麻酔の覚め具合によっては当日退院もできます。
傷を気にして舐めても大丈夫なので、エリザベスカラーも腹巻きも必要ありません。
もちろん、手術部位には薄い絆創膏を貼っておきますが、気にしてとってしまっても問題ありません。
シャンプーはできませんが、散歩はOKです。

犬手術前に局所麻酔と鎮痛剤を注射して手術後の痛みを徹底的に抑えます。退院の時に3日分の抗生剤と痛み止めを処方しますので、お家で痛みを表現することはほとんどありません。さらに2012年よりメスの避妊手術の際、さらなる痛みの軽減と安全性を考慮し、卵巣のみの切除を施術しております。子宮を残す事によるリスク、すなわち子宮蓄膿症・子宮ガン等が将来発症してしまう不安は、過去の世界的規模の症例数によって否定されています。ご安心ください。

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